トレファクスタイルアメリカ村店

50'sヴィンテージデニム・オーバーオール〜ロングLee ＆ DUBBLE WARE〜

2016.12.20

こんにちは、大阪市中心市街の中央区・西区、難波、心斎橋、アメ村、堀江、南船場エリアの

ブランド古着買取・販売のトレファクスタイルアメリカ村店です。

アメ村三角公園そば、黄色い”Tre Fac Style”の看板が目印のブランド古着屋です。

アメ村店2階のヴィンテージフロアに、貴重な50年代ヴィンテージのオーバーオールが入荷いたしました。

Lee オーバーオール　ロングLee/ジェルトデニム

いわずと知れたLeeのオーバーオールですが、その長い歴史の中でディティールや素材の変遷が見られます。
特に、ヴィンテージLee特有のディティールとして比較的ポピュラーなのが「ロングLee」。

名前の通り、Leeの頭文字の「L」字の下部分が、横に長ーく伸びているボタンのことを言います。
50年代頃まで使われていたこちらのボタン。復刻モデルで見ることはあるものの、なかなかお目にかかれません。

また、このころのワーカーズLeeのラインナップにたびたび見られるのが「ジェルトデニム」です。

さかのぼること1920年代にLeeが開発したワークウェア用のデニム生地のことなのですが、
耐久性に優れたジェルトデニムはタフな衣類を求める労働者に大きな支持を得ました。
60年代頃までのLeeのヴィンテージデニムウェアに良く見られ、その強度の高い生地感特有の色落ちが見られます。
年代が経るごとに徐々にライトオンスのデニムウェアの流通量も増えていき、
70年代以降は数も少なくなっていくため、この時期のヴィンテージウェア特有のものと言えます。

タフさが売りのジェルトデニムと言えども、60年以上の月日を重ねるとコンディションの良い個体はやはり少なくなりますが、

こちらのオーバーオールは際立った穴といったようなダメージも見られません。
パリッとしたジェルトデニムの素材感と色落ち、散ったペンキの跡が唯一の存在感を放っています。
ポケットにはもちろんユニオンチケット付。

そしてこのLeeとほぼ同年代のオーバーオールが・・・

DUBBLE WARE　デニムオーバーオール

アメリカのワークウェアブランドの中では少し通好みな位置づけと評されることも多い
DUBBLE WARE（ダブルウェア）です。

50年代頃に出回っていたDUBBLE WARE独特のデティールをしっかり搭載しているこちらのオーバーオール。
「DUBBLE WARE」のロゴが入る2トーンラバーのショルダーバンドが特徴的です。

フロントのポケットはボタン付のフラップポケット＆ウォッチポケット・ペンポケの3連チャン。

フロントに目立つロゴは無い分、このポケット並びもDUBBLE WAREらしさが見られます。

生地は程よくライトオンスで着やすい素材感です。コンディションも良好。

半世紀以上前から幾多のワーカー達が身にまとい歴史を越えてきたかと思うと、感慨深いものがあります。

なお、50年代級のスーパーヴィンテージ以外にも、デイリーに使えるオーバーオールがたくさんございます。
Sears・BIG MACを筆頭とする定番のストア系ブランド、ストリートテイストにもハマるディッキーズやカーハート等々・・・
ネクストトレンド注目株とも噂されるオーバーオール。ぜひ店頭でもご覧になって下さい！