トレファクスタイル千歳船橋店

反骨精神の海を泳ぎ続ける川久保玲

2022.02.06

東京都世田谷区・経堂・成城学園前・祖師ヶ谷大蔵・千歳船橋エリアの、
古着買取・販売、洋服リユース・リサイクルセレクトショップ
トレファクスタイル千歳船橋店です。

今回も新入荷ブログではなく、当店絶賛販売中のドメスティックブランドをピックアップしてご紹介させていただこうと思います。
今回ご紹介するブランドは「COMME des GARÇONS」です。
日本のモードを背負って立つギャルソン。
80年代には黒服でおかっぱ頭というスタイルが流行。「カラス族」と通称されるほどに国内での地位を手に入れた後に、世界的な立ち位置を確立させることとなった「黒の衝撃」
それと同時に当ブランドは様々なラインを次々と立ち上げ、商売としてマーケットの拡張にも成功しています。
そのデザイナー川久保玲。
彼女は慶応大学文学部哲学科卒業後、旭化成の繊維営業部に入社というファッションデザイナーとしては異色の経歴を持ち、独立後「COMME des GARÇONS」を掲げます。
余談ですが、ブランド名のCOMME des GARÇONSはフランス語で日本語に訳すと「少年のように」という意味を持ちます。

ギャルソンがヨウジヤマモトと共に起こした事件「黒の衝撃」はあまりにも有名です。
当時のパリコレを唖然とさせたこの事件は当時パリコレではタブーとされていた「黒」を全身に纏い、切りっぱなしのデザイン、穴の開いたニットなどをパリコレに持ち込み文字通り当時のシーンに風穴を開けました。
反骨精神をもったこの1982年の出来事は今もなお色濃く残る「革命」でありました。
しかしその革命は伝統的な装飾や華美な色を持ったパリコレへの侮辱だとして批判的にも捉えられました。

このシーンへの反抗そのものが川久保玲なのです。

結果的にはファッション業界を揺るがし、今もなお語り継がれるこの事件ですが一歩間違えれば、ファッション業界の禁忌を犯したブランドとして迫害される可能性もあったわけです。
それでもシーンに怯えず、新しい試みを続ける川久保玲はあるインタビューにて「そんなに解りやすいものを作ってしまったかと不安になります」と自分のプロダクトに言及したそうです。
彼女にとって大衆に理解されることは危機だったといえます。
そのアバンギャルドの更新をひたすら続ける彼女に私たちは魅かれ続ける反面、ギャルソンが大衆化してしまってることになんとも言えない感覚を覚えます。
それでもギャルソンは川久保玲はまた私たちの想像の範疇を超えたプロダクトを生み出してくれるであろうことは容易に想像できそうです。

それでは最後に当店販売中のギャルソンのプロダクトをご紹介します。

☆当店のギャルソン販売ページはこちら

是非店頭にお越しいただき、反骨精神の象徴のギャルソンをまとってみてください。

当店ではいわゆるアーカイブといわれるものも高価買取中です。
デザイン性やトレンド、希少性などを総合的に判断し、買取させていただいております。
着古したもの、昔に買ったもののなかなか出番の少ないものなど、クローゼット奥の着なくなった意外なアイテムが高価買取となることも。
当ブログではドメスティックブランドをピックアップさせて頂いております。それらは特に高価買取中ですので、今回ご紹介させていただいたギャルソンやその他ドメスティックブランドもこの機会にお持ち込み頂ければと思います。
もちろん販売も査定中にご覧いただいても飽きさせない品ぞろえ。
この機会に販売買取と是非ご検討くださいませ。

最後までご覧いただきありがとうございました。
「反骨精神の海を泳ぎ続ける川久保玲」でした。

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