トレファクスタイル モラージュ菖蒲店

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トレファクスタイルモラージュ菖蒲店です。

いまやジーンズといったらリーバイスを思い浮かべる人がほとんどだろう。ジーンズの原点と称される同ブランドは、当時金鉱で働くワーカーたちの意見に耳を傾け、テントや船の帆に使用するキャンバス生地を用いたワークパンツを商品化したのがリーバイスであり、それがジーンズの起源とされている。

リーバイスの創業者であるリーヴァイ・ストラウスは兄の卸売業を手伝い始めたことが彼のアパレルキャリアの始まりだとされている。

そんな同ブランドだが、ジーンズの基本形となるディティールを作り上げたのももちろん同ブランドである。今や当たり前になっているインディゴ染めもその一つだ。インディゴ染めは当時、インディゴのカラーには虫よけ、蛇除けの効果があるとされており、屋外で働く労働者のニーズをつかんだとされており、それが定着していったという。また、ポケットの補強のためのリベットを使用するアイデアを出したのもリーバイスだ。その他にも作業効率を向上させるための5ポケットもその一つだ。今説明しただけですでに完成形に近い形となっていることからその凄さが伺える。

そして、同ブランドは1890年から品番統制が行われ、今では、リーバイスには501、505、550など多くの品番が存在する。そんな品番統制で初めてのロットナンバーが501であり、今回ご紹介する商品も501である。早速501XXデニムパンツをご紹介いたします。

LEVI'S/リーバイス

501XXﾃﾞﾆﾑﾊﾟﾝﾂ

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327,800円（税込み）

オンラインストアで見る

同商品は「501XXデニム」というヴィンテージデニム・リーバイスの中でも人気が高いとされるモデルです。その特徴としてまずは右ポケットの右バックポケット上周辺のウエストバンドに取付けられているパッチのロット表記が501XXとなっていたら判別することが出来ます。しかし、ヴィンテージデニムということもあり、パッチが残っていることは稀であるそうです。

ですが、それ以外のディティールで判別することが可能です。その一つが「隠しリベット」です。バックポケットの取り付け強化のためにリベットを使用していることが大きな特徴でバックポケットのリベットは、表側からは生地が上から被されていて、見えないようになっていることから「隠しリベット」と呼ばれています。

そして501XXは、最終期を除いて全てバックポケットの取り付け強化に「隠しリベット」が使用されているそうです。内側のバックポケットの部分を見て、ポケットの左右上端部にリベットが取り付けられていれば例外を除いて基本的には501XXデニムと判別できます。

他にも下部画像のようなクロッチ部からフライ部にかけて、バータックを使用せず太めのステッチで逆U字状にステッチ処理されている「クロッチ部のステッチディテール」、ベルトループが中央から少しずれて取り付けられている「オフセットベルトループ」、501の特徴でもあるフライボタンのRという文字の左部分が長い通称「足長R」などが特徴であり、判別のポイントされています。

また、”EVERY GARMENT GUARANTEED”というギャラ記載がパッチに入っているかどうかということも注目するとさらに奥が深くなります。パッチが無くても判定できる方法として、リベットの素材にあるそうです。銅であれば、ギャラ入りとされてアルミの場合無いとされています。こちらも注目するとよいかとおもいます。

同商品はヴィンテージデニムであるため、いい味が前面に出ています。シルエットもややストレートでストンと落ちてくれます。ブーツなどで合わせたら雰囲気がでます。古着好きの方からヴィンテージマニアの方まで多くの方にはまるデザインとディティールです。一個持っていたら一生の宝物になること間違いなしです。

ぜひこの機会にご検討くださいませ。

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